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なぜ京大熊野寮は時計台に登ったのか【高校生でもわかる】

なぜ京大熊野寮は時計台に登ったのか【高校生でもわかる】
書いたひと: とある熊野寮生

こんにちは。とある熊野寮生です。本日、我々京都大学熊野寮は熊野寮祭の企画の一環として2年ぶりに時計台占拠を行いました。寮内でも賛否両論の議論が巻き起こったのですが、なぜ私たちはリスクを冒してまで時計台に登ることを決断したのでしょうか。

私たちが時計台に登った大きい理由は大学に「対話」を求めるためです。対話とはなんでしょうか。なぜ対話は重要なのでしょうか。詳しく解説した熊野寮自治会の声明文はこちらから見られます。しかしこの声明文は前提知識などがないと難しく思われる方も多いかもしれません。そこでこの記事では「対話」とその重要性について高校生でもわかるようになるべくわかりやすく解説します。

対話とは

大学はそこで学ぶ学生や教授の意見によってよい空間になってきました。例えば、一昔前に学生が自由に議論できるフリースペースのような空間を欲しいという意見が学生から上がったことがあります。その際大学はそれに応じて議論できるスペースを設けたのです。これにより、サークル活動や自主ゼミなどの学生主体の活動が発展しました。他にも、2005年に百万遍の石垣を大学が撤去して遊歩道を作ろうとしたことがあります。しかし、石垣を残したいという学生が石垣も残しつつ遊歩道も建設できる妥協案を提示し、大学がこれを受け入れました。大学が学生の意見に耳を傾けることで双方にとって良い結果が訪れました。このように大学が学生の意見を聞いて現状の問題点を改善することは大学がよりよい空間になることにつながります。この現状の諸問題を解決するために大学が学生の意見を聞くことを俗に対話と呼びます。

昨今の大学—対話拒否の姿勢

しかし最近、大学が対話を拒絶することが多くなってきています。例えば、現在の学費は年間54万円と1970年代から10倍以上に高騰しています。親の収入が十分にないと国立大学でさえ金銭的余裕をもって通学し、親元を離れて一人暮らしをすることが難しいのが現状です。お金がないのを理由に学問を諦めてしまう人を少しでも減らすために家賃4100円の熊野寮や2500円の吉田寮が存在します。現在ではこうした寮に入寮したい人は年々増えています。しかし、大学は建物の老朽化を理由に吉田寮の廃寮を突然発表しました。廃寮されてしまうとお金のない学生は大学に通えなくなってしまいます。そこで耐震工事などを行うことでなんとかならないかと対話諸問題の解決のために大学が学生の意見を聞くこと)を求めたところ大学はなんと対話を拒否し、さらには学生に対して訴訟を起こしたのです。また、熊野寮も現在定員いっぱいいっぱいのため、居室の増築を長年大学に求めていますが聞く耳を持ってくれません。

熊野寮の主張

今回熊野寮が大学に求めているのは「学生ともっと話し合ってくれ!」ということです。時計台に登ったのは注目を集めることでこの問題を世間に広く知ってもらうとともに、これだけ多くの学生が立ち上がっていることを大学に示すためなのです。

熊野寮が時計台を占拠したことは良くも悪くもおそらく話題になるでしょう。これをきっかけに大学が対話を拒否し続けている現状について考えてもらえればと思います。またもし今の大学に問題があると感じた方はこの記事を友達にシェアして問題意識を共有してみてください。少しでも多くの人にこの問題について知ってもらい,声を上げていただければ幸いです。

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