表現

「独りよがりのままでいよう、
みんなに好かれるようにしよう」

  ねぇ、ヨシダ君。 きれいにみせるのには、コツがいるのね。 わたしね、かいたものは、ぜんぶ、だれかのこころにかならず、ひびくものがあるから、そのまま、その生み出された姿そのままで、いいと思っているの。   いくら、下手くそでも、いくら、独りよがりでも。   でもね、きれにみせるのも、とても大切なことなのね。 そういうことも、気が付いたわ。   漫画の編集者 […]

「一歩を踏み出そうか、
 立ち止まり続けて」2

だいぶ、わたしは、怒っていたわ。誰かに表現されたものが、そうやって閉じられた世界で評価されて、それをさも、この世の中の普遍的な価値かのように見えるようにしてくる何か、誰かに対して。 でも、考えてみれば、それと同じことが、わたしがいた世界、そう、アカデミックの世界でも起こっているのよ。 大学。良い大学に行っている人はすごい。 そういうことじゃ、ないじゃない。人は誰しもが、学びながら生きているじゃない […]

「一歩を踏み出そうか、
立ち止まり続けて」1

ねぇ、ヨシダ君。 表現するって生きてること、そのものだと思うの。 わたしは今、自分の生き方について、すごくかんがえているのだけれど、やるべきことを完全にゼロに近くした時にわかったのは、 やるべきことは、やりたいことから生まれているということだったわ。 だって、やらなければならないことって、そもそも、まずは、心臓をならすところからはじめないといけないじゃない。 でも、わたしたちは、心臓をならしたいと思ってうまれてきたのではなく、もうすでになり始めていて、そして生きていることに気が付くのね。 そう思ったら、わたしの今やりたいと思っていることなんて、きっとすぐ、やらなければならないことに変わっていやになってしまうけれど、 わたし、心臓をならさなければならないなんて、思ったこと、ないわ。